航空写真アーカイブ

航空写真を活用したアーカイブ

Map Concept

航空写真アーカイブ

被爆前後の航空写真マップ「航空写真アーカイブ」では、1945年8月7日と9月7日に米軍が撮影した長崎市の航空写真121枚を繋ぎ合わせて作成したオンラインマップです。被爆前後の長崎の様子を比較しながら見ることができます。
被爆前の街並みから見て当時の暮らしを想像する。地形や爆心地からの距離を見ることで原爆によって破壊された範囲を見る。自分が知っている場所が被爆後どのような状態だったのかを確認する。などなど、航空写真だからこそ学べることがたくさんあります。

航空写真アーカイブ


1945年8月7日と9月7日の長崎の様子を航空写真で比較しながら見ることができます。

MAP VIEW

  • 特徴

    被爆する間の街並みを探ったり、地域による被爆の影響の違いを調べたり、航空写真だからこそ見えてくる原爆の被害の実相を知ることができます。被爆証言を聞く際や、フィールドワークで被爆遺構巡りの最中など、さまざまな場面で活用いただけます。

  • 使い方

    右上のボタンを通じて被爆前(1945年8月7日)と被爆後(1945年9月7日)、現在の長崎の地図を切り替えることができます。移動方法やズーム、角度の変更など詳しい操作方法についてはこちらから
    操作方法を見る

  • 解説

    アーカイブを作成した全 炳徳(情報データ科学部教授、RECNA兼務教員)による解説はこちらから
    解説を見る

航空写真アーカイブの活用


航空写真アーカイブを活用したさまざまな機能を実装しました。

MAP VIEW

  • 特徴

    ⑴ 3Dの建物
    爆心地周辺の浦上エリアにおいて全壊を免れた大きなコンクリートの建物の被爆後の姿を3Dで作成しています。生き残った被爆者の方が「何もかもが無くなった浦上に、ポツンとコンクリートの建物だけが立っていた」という当時の状況をWEB上で表現することで、原爆の破壊力を想像してください。
    ⑵ 被爆前後のスチール写真
    ピンをクリックすることで被爆前後のスチール写真を閲覧できます。
    ⑶ スライド教材との連動
    被爆前の日常をもとに作成したスライド教材と連動したガイドを配置しています。被爆証言には、長崎の地名や建物名など、多数の固有名詞が含まれます。長崎に詳しくない方もより深く証言を理解する助けになると幸いです。⑷ VRモード
    3Dの航空写真を、より立体的に体感するためにVR機能を使用することができます。

  • 使い方

    ⑴ 3Dの建物
    左上の「視点移動」をクリックすることで建物一覧をご覧いただけます。
    ⑵スライド教材との連動
    左下に表示される被爆者の方の名前を押すとポップアップが表示されます。ポップアップはスライド教材と連動していますポップアップ上に表示されている矢印ボタンを押すと次の場所へ移動します。
    ⑶VRモード
    右上のVRモードボタンを押すと画面が2画面に分かれ、VRゴーグルを着用することで、航空写真をより立体的に閲覧することができます。